出品商品への思い

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誉の露

人吉市から山江村に向かう県道沿いには、人吉盆地の豊かさを象徴する田園風景が広がります。そろそろ人吉市を抜ける辺りの道沿いにある蔵で「誉の露」は醸されています。球磨焼酎には「~の露」という銘柄が多数あります。蒸留器からポタポタしたたるしずくがその由来です。「誉の露」はその中でも古式ゆかしい味わいのある焼酎です。20年ほど前に手づくりを意識して蔵を改装しました。あえて機械の行程をやめ、手仕込みでつくり込んだ焼酎が「誉の露」なのです。米も球磨産にこだわっています。水やお湯で割らずにそのまま燗をする直燗(じきかん)で飲むと、球磨焼酎が本来持っている、どっしりとした味わいが引き立ちます。

刻の封印 琥珀

海外、特にフランスへの輸出を前提につくった焼酎。減圧蒸留した焼酎を樫樽、シェリー酒などの樽で熟成してブレンドしています。球磨焼酎はアルコール度数25度で商品化されることが多いのですが、度数の高い酒を好む欧米に合わせ少し高めの30度。熟成期間も10年と長めで、川の流れをイメージしたシンプルなラベルも、フランスを意識したデザインです。その狙い通り、令和3年のフランスの品評会で優秀な成績を収めたことで国内の酒販店からも問い合わせがあり、日本でも手に入るようになっています。大きめの氷をゆっくり溶かしながら飲むオン・ザ・ロックにすると甘い味と香りが口いっぱいに広がります。

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